淑徳大学コミュニティ政策学部矢尾板俊平研究室では、若者の投票率の向上と投票行動の促進のために、学生が主体となり、有志の社会人の方もご協力を得ながら、「ちばでも」プロジェクトを実施しています。「主権者教育」や「模擬投票」などの出張授業も行っています。
2021年3月21日投開票を迎える千葉県知事選挙、千葉市長選挙、若葉区の千葉市議会議員補欠選挙に向けて、有権者の皆さんに、県政や市政への関心を高めていただくとともに、判断するための有益な情報を提供することを目的に活動しています。特に、大学生などの若年世代の関心を高めるために活動しています。
メッセージ:『民主主義』という普遍的な価値を追い求めて
コラム:投票率と民意のはなし
千葉県知事選挙 Policy Debate 2021
今回、ちばでも実行委員会では、下記、千葉県知事選挙特別対談「市議会議員&若者からみた千葉県知事選から千葉の未来について語り合おう~」で、参加した県内の大学生、パネリストの市議会議員の方たちと一緒に、若者世代や市町村の立場から、県知事候補の皆さんへの政策提言をまとめ、お送りしました。
各候補からの回答
熊谷 俊人 氏
回答を頂きました。回答は、こちらです。
後藤 輝樹 氏
回答を頂きました。回答は、こちらです。
加藤 健一郎 氏
連絡先が不明で、アンケートを送付できておりません。
金光 理恵 氏
回答を頂きました。回答は、こちらです。
皆川 真一郎 氏
回答を頂きました。回答は、こちらです。
関 政幸 氏
回答を差し控えるとの連絡を頂きました。
平塚 正幸 氏
未回答です。(3月20日正午時点)
河合 悠祐 氏
未回答です。(3月20日正午時点)
政策提言
(1)県と政令市との連携を強化し、二重行政の問題を解消するため、「県市戦略協議会」の設置を!
(2)県と市町村、産業界・大学等との連携を強化するため、「ちば戦略会議」の設置を!
(3)県内市町村間の連携を促進するため、自治体間協定を締結した地域に、上乗せ補助金の交付を!
(4)県の取り組みについて、こども・若者の意見を聴取したり、こども・若者のアイディアを実現したりするためのサポートをするなど、こども・若者の意見を県政に反映させるために「ちば若者政策会議」の設置を!
(5)CO2削減を目指し、東京都や埼玉県が実施している「キャップ・アンド・トレード制度(目標設定型排出量取引制度)」を導入し、早期に、東京都と埼玉県との連携協定の締結を!
(6)北総線、東葉高速鉄道に関して、住民の運賃負担の軽減策について、国とも協議し、県・市町村と連携できる仕組みを!(羽田・成田の一体化運用にも寄与するように)
(7)「千葉の元気応援プロジェクト」(各地域の魅力を高める取り組みや地域の課題を解決する取り組み)を立ち上げ、アイディアコンテストを実施し、助成をしていく仕組みを!
(8)千葉県男女共同参画条例の制定を!
(9)多文化共生推進プランをさらに発展させ、千葉県多文化共生推進条例の制定を!
(10)発達障害、知的障害を抱える方の就労支援の充実や農福連携(ソーシャルファーム)の取り組みの推進を!
(11)災害発生時に、県と市町村、市町村間の情報連携とコミュニケーションを円滑に進めるため、IoT技術を活用した情報ネットワークの構築を!
パネリスト:
水野実氏(千葉県浦安市議会議員)
高山敏朗氏(千葉県八千代市議会議員)
山本直史氏(前千葉県千葉市議会議員)
VOTE FOR CHIBAメンバー
淑徳大学コミュニティ政策学部矢尾板ゼミ学生
モデレーター:矢尾板俊平(淑徳大学コミュニティ政策学部教授)
千葉県知事選挙 11の論点
主要3候補のWEBページ等に掲載されている政策集に基づき、論点別に整理し、比較ができるようにしました。
比較表(PDF)
作成:淑徳大学コミュニティ政策学部矢尾板俊平研究室
千葉県知事選挙特別対談「市議会議員&若者からみた千葉県知事選~千葉の未来について語り合おう~」
市や世代を超えて語り合うことにより、3月21日投開票日を迎える千葉県知事選挙を、異なる視点から捉え、今後の千葉県政の課題や期待することを深掘りしていくことが目的です。主要3候補の政策を比較すると、大きくは10の論点に整理できると思います。その中で、今回、議論をしておきたい論点のひとつに、県と市町村との連携、県と政令市との関係があります。県と政令市との関係においては、「大阪都構想」など、大都市制度の問題として、全国的にも議論を重ねていく必要がある論点であります。また、今後、地方創生や地方分権改革の流れの中で、県と市町村との連携・役割分担、または市町村ごとの連携を考えていく必要があります。この点について、県内市町村の現職議員、前職議員を交え、議論し、何らかの政策提言につなげていければと考えています。 また、若者世代が関心を持ち、または若者世代の声も選挙戦を通じて、発出していくことが大切であると考えています。そこで、若者世代にも議論に参加していただき、世代を超えて、新たな政策の方向性を考えていきたいと思います。
開催日時:2021年3月16日(火)19時~21時
開催方法 Zoom ウェビナー(事前登録制)先着100名様
主催:ちばでも実行委員会(淑徳大学コミュニティ政策学部矢尾板俊平研究室)
共催:VOTE FOR CHIBA
パネリスト:
水野実氏(千葉県浦安市議会議員)
高山敏朗氏(千葉県八千代市議会議員)
山本直史氏(前千葉県千葉市議会議員)
VOTE FOR CHIBAメンバー
淑徳大学コミュニティ政策学部矢尾板ゼミ学生
モデレーター:矢尾板俊平(淑徳大学コミュニティ政策学部教授)
議論内容
Part.1 千葉県知事選挙10の論点
Part.2 市議会議員からみた県と市との関係についての課題と期待
Part.3 各市が抱える課題と県との連携
Part.4 千葉県知事選挙、問われていない論点
Part.5 若者世代からの感想
Part.6 若者世代からの提案
Part.7 どうなる?投票率 どうする?投票率
視聴者からの質問への回答・フリーディスカッション
政策提言のまとめ