選挙は議論を深める機会


ちばでも2019~統一地方選挙~

監修者からのメッセージ
選挙は議論を深める機会
-民主主義のインフラづくりを進めよう-

 

3月29日(金)から、千葉県議会議員選挙と千葉市議会議員選挙が始まります。「投票率」にも注目が集まりやすいのですが、選挙期間直前に「投票に行こう」と活動をしても、実際の投票行動に結び付くかどうかは難しいところです。大切なのは、普段から、自分の身近な問題に関心を持つこと、自分に関わる集合的意思決定に関わり、「決める」経験、「変える」経験をすることが重要だと思います。
選挙期間は、候補者の方が、自分の考えや意見を有権者の方に主張できる機会でもあります。名前の連呼だけではなく、ぜひご自身の意見を主張していただきたいですし、有権者も交えて、大いに議論を深め、論戦を繰り広げてもらいたいと思います。
選挙とは、「議論を深める機会」だと思います。そのためには、まずは「知る」こと、次に「関心」を持つこと、そして、自らが何らかの形で「関わる」ことが必要で、そうした仕組みをデザインする必要があります。
そこで、矢尾板研究室では、ゼミ生の皆さんと一緒に、WEBページを通じて、議論を深めるための情報を集め、発信することになりました。
特定の候補者を応援するためではなく、みんなで議論を深め、みんなで、社会の課題を解決していく、そうした民主主義のインフラづくりを進めていきたいと思います。

淑徳大学コミュニティ政策学部教授
博士(総合政策) 矢尾板俊平