公共政策論(2018年度)

授業名:公共政策論
開講学期:2018年度 後学期
曜日・時限:木曜1限
授業目的:
本授業は、公共政策の問題を検討するために必要な経済学、法と経済学、公共選択論の基本的な考え方を学び、具体的な課題を検討することができる力を身に付けることを目的とする。
授業内容:
本授業は、現代の公共政策の課題について取り上げながら、「経済学」、「法と経済学」、「公共選択論」の基本的な考え方を修得することを目標とする。前半では、経済や財政に関わる問題を取り上げながら、市場の失敗と政治の失敗について議論する。後半では、法と経済学の観点から制度や法律の問題を経済学的に考察を行っていく。
到達目標:
本授業の到達目標
(1)法と経済学、公共選択論の基本的な考え方を理解し、説明することができる。
(2)現代の公共政策の問題について、自分なりの意見を、論理的に説明することができる。
授業形態:
授業では、冒頭に事前学習の内容を確認するとともに、教員から議論するためのヒントを提供する。その後、グループディスカッションを行い、その議論結果を発表する。そして、教員から理解を深めるための講義を行う。
事前・事後学習の所要時間:
事前学習2時間、事後学習2時間とし、合計で、事前事後学習(活動も含む)で60時間とする。
テキスト:
川本明・矢尾板俊平他『世の中の見え方がガラッと変わる経済学入門』PHP研究所
評価方法:
①期末の確認テスト、②毎回の事後学習の成果、③授業への参加態度、④レポートを基に、総合的に評価する。
評価基準:
授業態度10点、レポート40点、期末確認テスト50点の計100点
S:100〜90点、A:89〜80点、B:79〜70点、C:69〜60点、D:60点未満
試験・レポート等のフィードバック:
15回目の講義で、授業内容を振り返り、学修成果に対するフィードバックを行う。
注意事項及び履修条件:
政策学概論、経済学概論、法律学概論の単位を取得するとともに、その内容を復習しておくこと。