「ミライの大学」プロジェクト~設計の発想~

遠隔授業 足し算と引き算の発想

他の先生方とノウハウを共有させていただけるように、以下の資料を作成しました。
(資料1)遠隔授業:パワーポイントの音声録音方法
(資料2)遠隔授業:Googleドライブの利用方法
(資料3)遠隔授業:ZoomでのWEB会議参加方法
(資料4)遠隔授業:You Tubeへのアップロードの方法
(資料5)遠隔授業:Googleフォームの利用方法
※「ミライの大学」プロジェクトにご賛同いただき、実践結果等を共有いただける方に資料を共有させていただきます。
※資料は、こちらから

今回、遠隔授業の試行として、
(1)双方向型授業(ライブ型授業)
(2)動画配信型授業(オンデマンド型授業)
(3)課題提示型授業①(音声等の解説付き資料提供)
(4)課題提示型授業②(資料提供のみ)
のうち、(2)(3)(4)の準備を行いました。いずれも「Googleドライブ」を活用しました。特に新入生の方は、大学の情報システムに慣れていないことと、できるだけスマートフォンでも対応できるようにと考えたためです。

遠隔授業の設計をする際に、最初に置いた前提は以下の点でした。

[当面の前提条件]
1.学生のICT利用状況が不明で、スマートフォンでも対応できる形式が望ましい。
2.新入生が本学の情報システムを利用することは、現時点で困難であると考えた方が良い。
3.最終的には、事前事後学習も含め、90時間の学修時間は担保できるようにしなければならない。
4.そのためには、課題提示に留まらず、授業内容の伝達や学修方法を具体的に指示し、①質疑応答の機会、②学生間の意見交換の機会を担保する必要がある。
5.科目の性質によって、遠隔授業で対応ができる科目(講義科目等)と、遠隔授業での対応が難しい科目(実技・実習科目等)がある。

この前提条件に基づくと、まず「引き算」の発想でスマートフォンでも対応できる最小限度の遠隔授業を進め、そこからオプション(学生の選択肢)を付け加えながら、「足し算」をしていく発想で授業設計を組み立てていくということになります。

そのように考えると、第一選択が「Googleドライブ」の活用となりました。

私の「遠隔授業」(例示版)